ノートとペン

サークルで身に付けられる事、身に付けたい事

サークル活動に「人任せ」は禁物です

せっかく大学に入ってサークル活動をするなら、周りの人に任せきりにしているのは大変もったいないです。
サークル活動をする目的は人それぞれですが、どんな目的であっても全部周囲の言うとおりにしているようでは社会人になるための自主性が身につきません。

僕自身もこれまでの学生生活で全てのことを自分で考えてきたわけではなく、友人や親などの言うことに流されて選択をしてしまったことも多くあります。

ですが人任せで始めたことというのはそもそも自分の好みとは合わない部分が多いので、どうしても執着心がわかずにいつの間にかやめてしまっていたりします。

どんな小さなことであっても、自分で選んでやっているのだという実感があるとそれだけでモチベーションを感じることができます。

なのでこれから新入生になりサークル活動をしようと思っているならぜひ自分が本当にやりたいということにこだわって選んでみてください。

既存のサークルは先輩たちの自主性の集合体

僕自身がサークル活動を通して自主性を身につける重要さを感じるようになったのは、先輩たちのサークル活動の記録を知ったことがきっかけです。

先ず第一に、そのサークルに興味を持ったのも、オープンキャンパスの時に見ていたからです。僕は高校生であることをいいことに、そのサークルの先輩に話しかけて、情報を入れておいたことが大きかったと感じています。

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入部したての頃は、サークルも「もとからそこにあったもの」という当たり前な気持ちでいました。
それから部の歴史として残っていたノートを見せてもらうと、最初は数人の集まりだった部を盛り上げるためにイベントなどに参加をしたり、部室を使用するために学校に交渉したりといったことが繰り返されてきたということが記録されていました。

そうしたものを見ているうちに、今このサークルが存在しているのは先輩たちが少しでも部を良くしていこうと自主的に動いて後輩に引き継いできた結果なのだということがわかってきたのです。

なので今ここに在籍している僕が先輩たちの努力にあぐらをかいて何の努力も思考もしないのは申し訳ないという気持ちになってきました。

現在3年生で何か部に貢献ができたと胸を張れることはないのですが、少なくとも後輩たちにとって居心地の良い部にしていきたいと僕は考えています。

自主性のある人は何か「すごい」

もう一つサークル活動を通して僕が感じたこととして、「自主性を持って動く人は話していて面白い」ということです。

先輩たちの中にはサークル活動の他に自分でアルバイトをして海外旅行に行っていたり、学外にたくさんの友人がいたりする人がいますが、そうした人たちはみな人任せではなく自分から何かを得たいと動いているということで共通しています。

僕自身もいつか誰かと話した時に「この人面白い」と思ってもらえるような実のある人間になりたいと思っているので、今できるだけたくさんの経験をしようと頑張っています。