ちりとり

QOLを爆上げするための掃除のコツ

部屋の綺麗さはQOLに直結する

「男子大学生のひとり暮らし部屋」、この言葉を聞いて思い浮かべる部屋のイメージはどのようなものでしょうか。
脱ぎっぱなしの服が散乱して物が溢れ、いつのかわからないカップラーメンのゴミが放置されている…ええ、まるで先日までの僕の部屋ですね。僕は寮でルームメイトもいるので、厳密にいうと「ひとり暮らし」ではないんですが、まぁ男子大学生二人の部屋なんてこんな感じです。

僕もルームメイトも、もう三年も暮らしていてこれが当たり前になっており、今更整理整頓をしようと言い出すこともなかったんですが、先日同じ寮に住んでいるサークル仲間の部屋に遊びに行って、めちゃくちゃ衝撃を受けたんです。
「これが同じ寮の部屋…⁉」と。

同じ寮なので間取りは全く一緒のはずなんですよね。なのに、信じられないくらい広く見えるんです。
床には全然物がないし、カップラーメンのゴミどころか埃一つ落ちていないのではないかと思うほど綺麗でした。
衝撃を受ける僕の脳裏を走馬灯のように過ったのは、この部屋の主の充実したキャンパスライフでした。1限にも遅刻することなく真面目に出席し、かといって真面目すぎることもなくサークルでは全力で楽しんでいる男です。料理もできるらしく、サークルの飲み会の時に手作りのつまみを持ってきていてそれがめちゃくちゃ旨かったこととか、普段から女子にモテていることなんかも…。

僕は確信しました、この男のQOLが高いのは部屋が綺麗なことが根本にあるのではないか、と。

僕も料理が全くできないわけではないのですが、台所が汚いとなんとなく料理をする気が起きず、ついついインスタントや冷凍食品で済ませがちです。いつも同じような服を着てしまうのは、部屋のどこに服が埋まっているのかわからないからです。

大学三年生にして部屋の掃除に本腰を入れることを決意した僕は、その部屋が綺麗な友人に根掘り葉掘り掃除のコツを聞きました。僕でもできた掃除術を紹介します。

今日からできる掃除のコツ3選

1、所定位置を決める

そもそも物が散乱しなければ、掃除の手間は省けます。そのためにも、まずは物の所定位置を決めるところから始めましょう。どうしてもごちゃごちゃしてしまう人は、ざっくりと「学校で使うものを入れる箱」「趣味の物を入れる箱」のような箱を作って、そこに一旦まとめてしまうだけでも部屋がすっきりします。

2、こまめに掃除する習慣をつける

一度に部屋の大部分を掃除しようと思うと時間がかかってしまい、取り掛かるのも億劫に感じてしまいます。そのハードルを下げるために重要なのは、こまめに掃除する習慣をつけることです。気づいたところは気づいたときに掃除しましょう。最初は面倒ですが、慣れてくるとほとんど無意識に掃除できるようになります。また、こまめに掃除していると綺麗な部屋を保ちやすいので、突然友達が遊びに来たり、親が訪ねてきても焦らずに済みます。

3、便利グッズを使う

最近では便利な掃除グッズがたくさん売られています。
ひとり暮らしの部屋なら、最低限必要なのは居室の掃除用の掃除機(クイックルワイパーなどでもOK)、台所用の洗剤、トイレ用のブラシ・洗剤、風呂用のスポンジ・洗剤だと思います。個人的には掃除機よりもクイックルワイパーなどの方が、気づいたときにさっと掃除しやすかったように感じています。
掃除用のアイテムが手元にあるだけで、掃除しようという気持ちが湧いてくるので、とりあえず掃除道具を買いましょう。