幼稚園

全国区に広がる「待機児童問題」の話

子供を預けられる場所が無い

東京都内の待機児童問題が深刻化しているというのは、数年くらい前から継続してる社会問題ですが、ここ最近は全国区に拡大しているみたいですね。それこそ、北は北海道から南は沖縄まで幅広く、都市部ほどその問題も顕著だとか。

これも結局は、子供を預けられる施設を作れない、作る余裕が無いっていう部分に終始する話なんですが、場所によっては働き手が居ないという点で、施設の閉鎖や閉園を余儀なくされてるケースもあるとも聞きます。効果的な方法が無く、それぞれの場所に応じた対策が必要という点も、問題解決を難しくしているみたいですね。

効果的な解決方法とは

東京の次に問題が深刻な関西方面の求人を見てみると、それこそ「保育士の待遇を良くする」ことで解決をはかる施設が多いみたいですが、実際これが一番効果的だと思います。働き手が増加すれは、保育園や幼稚園の数も次第に増えていくでしょうし、即効性は無いにせよ問題解決の方法としては十分なんじゃないでしょうか。この待遇アップの取組みが他の自治体に広がってくれれば、待機児童問題も徐々に鳴りを潜めていくと思います。

もっとも、即効性という点なら「待機児童の定義を変える」っていうのが一番カンタンではあるんですが、根本的な問題解決には至らない本末転倒な方法だったりします。ただ、ホントにこの方法で問題解決をはかる自治体もちらほらあったりするので、待機児童問題というのもかなり闇が深い部分をはらんでたりするんですよね、実際。