ブッククリップを買ってみた
参考書や専門書を読むとき、ページが勝手に閉じてイライラした経験はありませんか? 僕は試験の勉強中、何度も手でページを押さえながら問題を解いていて、「これ、なんとかならないかな」と思っていました。
そんなとき、本屋さんでたまたま見かけたのがブッククリップです。実際に3種類のブッククリップを使ってみた感想を紹介します。
普通のブッククリップ
最初に買ったのは、よくある色付きのプラスチック製ブッククリップでした。 確かにページは開いたまま固定できます。でも使ってみて気づいたのが、クリップの色が濃いと文字に被った部分が読めなくなるという致命的な欠点。
特に参考書の端近くまで文字が書いてあるページだと、重要な部分が隠れてしまうことも。結局、クリップの位置を何度も調整することになって、かえって集中力が削がれてしまいました。
透明タイプのブッククリップ
次に試したのが透明タイプです。 「これなら文字が隠れない!」と期待して購入しました。
確かに文字は読めるようになりました。 クリップで押さえた部分もちゃんと見えるので、ストレスなく読み進められます。
ただ、新たな問題が発生。クリップ自体が軽く、分厚い参考書だとページの重みに負けて閉じてしまうんです。 薄い本なら問題ないのですが、分厚い参考書や本ではだめでした。
重さがあって透明なタイプ(これがおすすめ)
そして今愛用してるのが、あえて重さのある透明タイプのブッククリップです。これは本のページを、クリップ自体の重さで押さえるタイプ。
価格はたしか700円くらいでした。正直、最初は「ちょっと高いかな」と思いました。でも使ってみると、その価値は十分にあります。
透明だから文字が隠れない。 そして適度な重さがあるから、分厚い参考書でもしっかりページを固定してくれます。
開いたページの片側だけ留めてもいいし、両ページを抑えるようにしても使えます。
ブッククリップのメリット
手を使わずにページを固定できる
ブッククリップの最大のメリットは、両手が自由になることです。 ノートを取りながら参考書を読むとき、今までは片手でページを押さえ、もう片方でペンを持っていました。
ブッククリップを使えば、両手でノートが取れます。 図を描いたり、定規を使ったりするときも楽になりました。 パソコンで調べものをしながら本を読むときも、キーボードを打ちやすくなります。
特に長時間の勉強では、この差が大きく出ます。 手でページを押さえ続けると、意外と腕が疲れるんですよね。 その疲労から解放されるだけでも、勉強の効率が上がります。
集中力が途切れない
ページが勝手に閉じるたびに手を伸ばして開き直す。 この小さな動作が、実は集中力を削いでいました。
ブッククリップを使い始めてから、「あれ、ページ閉じちゃった」というプチストレスがゼロに。問題を解いているときも、文章を読んでいるときも、思考が中断されません。
特に理数系の問題を解いているときは、この効果を強く感じます。 計算に集中している最中にページが閉じると、思考の流れが止まってしまいますから。
勉強道具って、こういう小さな工夫の積み重ねで快適さが全然変わってきます。 ブッククリップは決して高い買い物ではないので、勉強や読書の時間が多い人は、ぜひ一度試してみてください。